山口オペラアカデミーでは、毎年夏に世界的な実績を持つマエストロをお招きし、専門性の高い声楽セミナーを開催しています。
2025年の夏季声楽セミナーでは、現東京藝術大学音楽学部声楽科教授で、国際的に高く評価されているテノール歌手の櫻田亮先生をお招きし、公開レッスンを開催します。山口県山陽小野田市の不二輸送機ホールにて、櫻田先生のレッスンを聴講・受講できる数少ない機会となっております。また、先生への質疑応答の時間も設けておりますので、この機会をぜひご活用ください。
会場:不二輸送機ホール 日時:8月16日(土)、17日(日)
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講師プロフィール

櫻田 亮(テノール)
Makoto SAKURADA, Tenor
東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。同大学院音楽研究科前期修士課程修了。声楽を故平野忠彦、G・ファッブリーニ、W・マッテウッツィ、G・バンディテッリの各氏に師事。
1997年にイタリア国立ボローニャ音楽院へ留学し、その後イタリアを中心にヨーロッパ各国で幅広く演奏活動を行う。イタリア各地でモンテヴェルディ「ウリッセの祖国への帰還」に出演した他、モンテヴェルディ「オルフェオ」初演400年にあたる2007年には、スコットランド・エジンバラ音楽祭の当該作品公演に出演。その他、ドイツ・ポツダム音楽祭のカヴァッリ「ラ・ロジンダ」など、ヨーロッパ各地の主要な音楽祭のバロック・オペラ公演に出演。これまでにアカデミア・ビザンティーナ、ラ・ヴェネシアーナ、ル・コンセール・ド・ナシオン、コレギウム・ヴォカーレ、ローマ・サンタ・チェチーリア交響楽団など様々な団体で、O・ダントーネ、故C・カヴィーナ、J・サヴァール、Ph・ヘレヴェッヘ、T・コープマンなど多くの著名な指揮者と共演している。
国内でも、東京二期会公演ロッシーニ「ラ・チェネレントラ」ドン・ラミーロ役、新国立劇場公演モーツァルト「ドン・ジョヴァンニ」ドン・オッターヴィオ役等のオペラ出演の他、W.サヴァリッシュ指揮によるNHK交響楽団をはじめ、読売日本交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団等と多数共演し、バロックから古典派の作品をレパートリーに高い評価を得ている。
またバッハ・コレギウム・ジャパンの主要メンバーとして、コンサート・CD録音に多数出演の他、ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリア、イスラエル等の海外ツアーにも参加している。