(2023年8月26日&27日・CS赤れんがにて)
夏季セミナーでは新たな試みとして、アカデミー外から講師をお招きしてのミニコンサート&講演会と、個別レッスンの形式をとりました。今回お招きしたのは、ウィーン国立歌劇場で10年間ソリストを務められ、東京藝術大学、聖徳大学、洗足学園音楽大学で教鞭を執られているバリトン歌手の甲斐栄次郎先生です。素晴らしい実力・実績を兼ね備えた甲斐先生のレッスンを受けられる機会は貴重で、個別レッスンでは応募者多数となり、県外からも受講に来られる方がおられました。ミニコンサートでは、甲斐先生のソロと、当アカデミー副会長の林満理子のデュオで演奏され、その圧倒的な表現力には音楽の奥深さを全身で実感いたしました。また講演会では、今までの甲斐先生の御経験をユーモアを交えながらお話いただき、貴重なお話を楽しく伺うことができました。個別レッスンでは、大変熱心かつ的確なご指導をいただき、受講生にとっては大きな刺激を得られた時間であったと思います。